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大好きな人の話 (仏教トーク)


交錯する人生

スジャータという少女をご存知ですか?シッダルタ(釈迦)が苦行ではその先へは辿り着けないことを知り、仲間からディスられながら苦行山を降りた後に出会った少女です。修行僧は苦行山で苦行を行う、それがその時の通例でありそれに背くことは堕落とされていたようです。そして体を休めていたシッダルタは少女が差し出した牛乳を飲んだ末、菩提樹へと向かい悟りを開くのです。※ちなみに修行中に牛乳を飲む行為も堕落とされていました。

冒頭のストーリーを読んで何の話やねん、となった人もいるかと思います。あまり宗教の話はしたくなかったのですが、中学の頃に社会か倫理の授業で読んでからずっと自分はスジャータが好きです。なのでこのストーリーを読んで貰いました。そもそもなぜスジャータが好きなのかというと、自分の気持ちしか見えてなくて苦労することもあるんだろうけど、それでもまっすぐな感じに人間らしさを感じるからです。(当時の時代を生きていないのであくまでも現代に反映した感想です。)
まず、スジャータが牛乳をシッダルタに差し出す経緯ですが、疲れているから、やつれていて可哀想という理由が思い付きやすいかと思います。が、実際は違うんです。
スジャータには願いがあり、シッダルタと出会う時点で既にそれは叶っていました。そのことへの感謝として、シッダルタを神と勘違いして牛乳を供養したというのが本来の経緯です。

木陰に座ってる他人を神様と勘違いして牛乳を供養する場面は、勘違いフェチでない人でもほっこりさせられませんか?
しかも、そのおっちょこちょいが他人の助けになるという部分にも深いい話。


思い通りにならない楽しさ

自分をこう見せたい、こう見られたいという承認欲求に駆り立てられ疲弊する人が年々増えている気がしている人は自分以外にもいるかと思います。今は違くても、明日には自分がその立場かもしれません。そんな時のためにも、自分が本当にしたいことをしてスジャータのような勘違い娘と出会うことで次へ進む可能性もあるんだということを心の片隅に置いておくと何かいいことがあるかもしれません。というお話でした。

Peace out.