20170315_上鶴間高校軽音部卒業ライブ@町田ACT_2948-2.jpg

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ノイズリダクション(NR)とシャープのバランス_Adobe Lightroom

白黒よりカラーの方が使いやすいばいって教えて頂き納得する気持ちもありつつ、こういう写真が撮れるたびにやっぱ白黒だ、とも思ってしまいます。

白黒よりカラーの方が使いやすいばいって教えて頂き納得する気持ちもありつつ、こういう写真が撮れるたびにやっぱ白黒だ、とも思ってしまいます。

 フィルムからデジタルになり、撮影の敷居が年々低くなっています。今のエントリークラスのNIKON D3400と約10年前に60万円で発売されたNIKON D2Sのスペックを比較してみるとファインダー周りは負けていますが、それ以外は初心者向きとされるエントリークラスのカメラの方が優勢です(間違ってたら教えてください)。撮影に関してはレンズがモノを言うので写真のクオリティに関して絶対的なことは言えませんが、現行で一番安い一眼レフを買っておいても当時のクオリティに追いつくポテンシャルがあるということになりますね。動画撮影などは当時は出来なかったですしフルサイズの一眼レフもまだ発売されていませんでしたしこの10年で相当進化しました。
 年々発売されるカメラのスペックは確実に上がっていくわけですが、僕が必ずチェックするポイントの一つとして常用感度というものがあります。ざっくりいうとどれくらい暗い場所まで対応出来るかという数値のことです。ただ数値が高ければ良いというものではなくて、高めるにつれ絵が甘くなるとか色が変わるとか一長一短な部分でもあるわけです。そして撮影で感度を高める際の一番の問題は、高感度ノイズと呼ばれるザラザラしたあいつが目につきやすくなることです。
 今日はノイズリダクション(NR)とシャープニングのバランスについてを説明したいと思います。ようやく本題に入ります。

 写真は先月末に下北沢ライブホリックで撮影したHigh Fluxのボーカル岡部さんの写真です。これは一切弄っていない状態です。背中からライトが当たっていてそこを真っ白にぶっ飛ばしたくなかったので、肩あたりで露出合わせて撮影した結果顔が暗くなってます。
 ライブ写真の場合はスポットライトなどの暗い場所と明るい場所の間のグラデーションにノイズが乗りやすいです。上の写真だと右手元や背中のスペースになります。
 ノイズ輝度の度合いでノイズを除去していくのですがやりすぎると絵が壊れてしまうので良い塩梅を探していきます。その度合いを決めたら次にシャープの設定です。今回はこの点を説明します。

 上の写真はシャープのマスクを弄っている最中で、白くなっている部分にシャープが掛かります。見てもらうとわかる通り、白い点々が無数にあります。これらにシャープを掛けてしまうとノイズが目立ってしまうのでマスクをもっと強めて被写体の輪郭など必要最低限にだけシャープが掛かるようにします。顔がはっきり写っている場合など、顔の表面にシャープを掛けてしまうとザラザラしてしまったりするのでその時々でどこをはっきりさせたいか決めてから弄ると良いです。

 マスクを強めて必要最低限の部分にだけシャープがかかるようにすれば完了です。たまにマスクを100にしても白い点々が消えない場合があります。そういう時はノイズ軽減の輝度を強めるか諦めるかの選択肢になります。コントラストを強めるという方法もありますがそうなると絵の雰囲気が変わってしまうので気を付けてください。
 シャープとNRの設定は全ての写真で数値が変わるので毎回この作業を必ず行っています。今回は分かりやすい写真を探す時間がなかったので変化が分かりづらいかもしれませんが、シャープってなんだよって思っている人がいればこんな感じで設定してみると理解が深まるんじゃないかと思われます。
 こうして完成した写真がこちらです。顔の表情が見えなくても頬の汗とか拳の筋で十分伝わるしカッコ良く纏まっているんじゃないでしょうか。

 High Fluxのライブは想像していた以上に激しくて面食らいました。見たことないって人は是非一度見に行ってみてください。カッコ良かったですよ。

High Flux Officail Site

当日のHigh Fluxのライブ写真はこちらに載せています。

hayato watanabeComment